第六天社
第六天社(だいろくてんしゃ)は、鎌倉五山第一の建長寺の門前、山ノ内上町の氏神として鎮座する小社で、公式サイトによれば、建長寺の四方鎮守のうち南を守る社です。参道の石段下、鳥居の左後方に「安部清明大神」と刻んだ石碑が立ち、山ノ内に点在する晴明公ゆかりの石や碑のひとつに数えられています。
由来と見どころ
公式サイトによれば、建長寺は中央の大尊を囲むように四方へ鎮守を置き、東に八幡、北に熊野、西に子神、そして南に第六天を配しました。上町に鎮座するのがこの第六天社です。第六天とは、仏教でいう他化自在天——強大な力をもつ魔王の座——にあたり、神道では「六番目の天神」として受け止められてきた神です。四方鎮守のうち所在と来歴がいまもはっきりしているのは第六天だけとされ、公式サイトはこの社を、建長寺の歴史を考えるうえで欠かせない史料であり、地域が守り伝えるべき文化遺産と位置づけています。延宝二年(1674年)に徳川光圀が記した『鎌倉日記』にも記述があり、江戸時代初期には存在していたことがわかります。現在の社殿は天保二年(1831年)の再建で、一間社流造。例大祭は七月です。令和8年は、七月十八日(土)に、13時から建長寺による読経、14時から御霊神社による神事を行うと、公式サイトが2026-05-25の投稿で案内していました。当日に行われたかどうかは、公式に記載を確認できていません。公式のカレンダーでは、令和8年は七月十三日〜十七日が例祭、十八日が神事、十九日が大神輿渡御です。
鳥居の左後方の石碑には「安部清明大神」と刻まれています。碑の由来を記す資料は確認できていませんが、八雲神社の晴明石や横須賀線踏切脇の碑と同じく、『吾妻鏡』に記された晴明公の鎮宅の符の伝承にあやかった火難除けの碑とみられ、山ノ内の晴明信仰を今に伝えています。公式サイトは、境内は通常非公開で、特定の日以外は管理人も宮司もいないと案内しています。碑を道路側から拝見できるかどうかは、公式に記載がなく、星詣は現地を確認していません。境内には入らず、鳥居の外からお参りしてください。
アクセス
- 所在地
- 神奈川県鎌倉市山ノ内1525
- 公開
- 通常は非公開(公式サイト)。特定の日以外は、管理人も宮司もいません(公式サイト)。公開される日の一覧は、公式に記載がありません
- 電車
- JR横須賀線「北鎌倉」駅から八幡宮方面へ徒歩10分(公式サイト。地図の徒歩ルートでは約900m・約12分)。建長寺の門の手前80m・進行方向右側(公式サイト。地図では、総門まで約170m)
- 駐車場
- 公式に記載を確認できていません
公式サイトによれば、特定の日以外は管理人も宮司もいません。例大祭などの最新の案内は、公式サイトの「インフォメーション」でご確認ください。
周辺の関連スポット
- 安倍晴明大神の石碑(鎌倉市山ノ内)——横須賀線踏切脇に立つ「安部清明大神」の碑。晴明公ゆかりの館の跡と伝わる。徒歩約6分(地図の目安)。
- 八雲神社(山ノ内)(鎌倉市山ノ内)——十王堂橋近くから移された晴明石(びっこ石)を祀る山ノ内の鎮守。徒歩約23分(地図の徒歩ルートの目安。八雲神社から第六天社まで約1.6km)。
- 晴明神社(京都・堀川一条)——晴明公の屋敷跡に創建された晴明信仰の中心。
よくある質問
- 第六天社とはどのような社ですか。
- 第六天社の公式サイトによれば、建長寺の四方鎮守のうち、南を守る社です。建長寺は東に八幡、北に熊野、西に子神、南に第六天を配し、四方鎮守のうち所在と来歴がいまもはっきりしているのは第六天だけとされます。
- 安倍晴明の石碑はどこにありますか。
- 参道の石段下、鳥居の左後方に「安部清明大神」と刻んだ石碑が立ちます。由来を記す資料は確認できていませんが、『吾妻鏡』に記された晴明公の鎮宅の符の伝承にあやかった火難除けの碑とみられます。境内は通常非公開で、碑を道路側から拝見できるかどうかは、公式に記載がありません。
- 境内に入れますか。
- 通常は非公開です(公式サイト)。特定の日以外は、管理人も宮司もいません。公開される日の一覧は、公式に記載がありません。最新の案内は、公式サイトの「インフォメーション」でご確認ください。
出典・参考
- 第六天社 鎌倉山ノ内上町 公式サイト(建長寺の四方鎮守、他化自在天、『鎌倉日記』、通常非公開)
- 第六天社(公式)「第六天社について」(所在地、駅からの徒歩、建長寺の門の手前80m。確認日 2026-10-11)
- 第六天社(公式)「インフォメーション」(令和8年の例大祭の案内。確認日 2026-10-11)
- 第六天社(公式)「カレンダー」(令和8年7月の例祭・神事・大神輿渡御。確認日 2026-10-11)
- 現地石碑「安部清明大神」(鳥居左後方。写真により判読)
- 鎌倉手帳(寺社散策)「第六天社(鎌倉)〜安倍晴明碑のある社〜」(天保二年の社殿再建、一間社流造、四方鎮守の配置)
社寺・関係者の方へ:掲載内容の訂正、写真のご提供、取材・掲載のご相談はお問い合わせからお願いいたします。
最終更新:2026年10月12日
- 位置づけ
- 建長寺の四方鎮守(南)、山ノ内上町の氏神(公式サイト)
- 石碑
- 鳥居左後方の「安部清明大神」碑
- 社殿
- 天保二年(1831年)再建、一間社流造
- 公開
- 通常非公開(公式サイト)
- 所在地
- 〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内1525
- 地図
- Googleマップで見る
- 公式サイト
- https://dairoku.info/