愛知県

晴明神社

〒444-0043 愛知県岡崎市唐沢町

唐沢の晴明神社は、岡崎市唐沢町、乙川にほど近い道沿いの唐沢公民館の中に鎮座する、安倍晴明公を祀る小さな社です。諸国遊歴の晴明公が唐沢に居住したと伝わり、その地は「晴明屋敷」と呼ばれました。弘化三年(1846年)、材木町に住んだ安倍理八が五輪石の一部を納めて晴明公の霊を祀ったのが起源で、本町通の晴明神社とともに、岡崎に二つある晴明公の社の一つです。

由来と見どころ

社の掲示「唐沢の晴明神社」は、晴明公を平安中期の朝廷の陰陽頭とし、天意を読み未来を見通して天下の吉凶を占い、ときには強大な呪力によって邪気を封じたと語り、延喜二十一年(921年)の誕生、寛弘二年(1005年)に八十五歳で没したと記します。そして、晴明公が諸国遊歴の折に唐沢に居住したとの伝承があり、その地が晴明屋敷と呼ばれたこと、弘化三年(1846年)に材木町に住んだ安倍理八が五輪石の一部を納めて晴明公の霊を祀ったのが唐沢の晴明神社の起源であることを伝えています。今も手水鉢と伝える鉢が残り、井戸もあって「晴明井」と称し、岡崎の七つ井の一つとされますが、現在は確認できないと掲示は述べます。幕や提灯、幟につけられた星印は、晴明神社の紋である五芒星です。

本町通の晴明神社の由緒では、寛政十二年(1800年)に材木町の阿部理八が旧居跡に祠を建て、五輪石の一部を納めたとされ、唐沢の社はその四十六年後に同じ材木町の安倍理八が五輪石の一部を納めて祀ったと伝えます。晴明公の住居跡と晴明井の伝承が本町と唐沢の双方に残り、五輪石を分け持つ二つの社が岡崎の城下に並び立つ形で、晴明信仰が受け継がれてきました。社殿は公民館の建物の中にあり、施錠されて外から拝む形になります。

アクセス

所在地
愛知県岡崎市唐沢町7(唐沢公民館内。Googleマップでは「安倍晴明岡崎公民館」の名で登録)
参拝
外から参拝可。公民館は施錠されていることが多く、社殿内には入れません
電車
名鉄名古屋本線「東岡崎」駅から乙川を渡って徒歩約10分(地図データからの目安)。国道1号「島町」交差点の一本西の道沿い
駐車場
なし

住宅地の公民館に鎮座する小さな社です。参拝の際は近隣への配慮をお願いします。

周辺の関連スポット

  • 晴明神社(岡崎市本町通)——寛政十二年(1800年)創建の「岡崎の晴明様」。晴明井と九月十四日の例大祭で知られます。
  • 晴明神社(名古屋市千種区清明山)——晴明公が尾張の上野邑に住み、蝮を封じたと伝わる住居跡に建つ社。
  • 阿寺の七滝(新城市)——若き日の晴明公が第四の滝で修行したと伝わる国指定名勝・天然記念物の滝。

よくある質問

唐沢町の晴明神社はどのような社ですか。
岡崎市唐沢町の唐沢公民館の中に鎮座する、安倍晴明公を祀る小さな社です。諸国遊歴の晴明公が唐沢に居住したと伝わる「晴明屋敷」の地に、弘化三年(1846年)、材木町に住んだ安倍理八が五輪石の一部を納めて祀ったのが起源と、境内の掲示は伝えます。
本町通の晴明神社とは別の社ですか。
はい。本町通の晴明神社は寛政十二年(1800年)の創建、唐沢町の社はその四十六年後の創建で、どちらも五輪石の一部を納めたと伝わります。岡崎の城下に、晴明公の社が二つ並び立っています。
参拝できますか。
公民館の中にあり、外から参拝する形です。駐車場はなく、名鉄名古屋本線「東岡崎」駅から乙川を渡って徒歩約10分(地図データからの目安)です。住宅地の公民館なので、近隣への配慮をお願いします。

出典・参考

社寺・関係者の方へ:掲載内容の訂正、写真のご提供、取材・掲載のご相談はお問い合わせからお願いいたします。

最終更新:2026年8月31日

祭神
安倍晴明公
創祀
弘化三年(1846年)・安倍理八(材木町)
伝承
晴明屋敷・手水鉢・晴明井(岡崎の七つ井)
参拝
外から参拝可(唐沢公民館内・駐車場なし)
所在地
〒444-0043 愛知県岡崎市唐沢町
地図
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